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Revolution from 1K (​ひ​と​つ​の​革​命​)

by PictoShaft

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1.
つまらないくだらない歌を書いた 一銭にもならない歌を書いた いつか報われるなんて夢も見なくなった 直視はいなかった つまらないくだらない絵と言った 一銭にもならないやつらが笑う 見返してやろうと思っていた 彼らの名前も顔ももう思い出せない 勝ちたい もう諦めたくはない いつか引力に変わるまで それまでどうか "こっそり命懸けで生きていて" 負けないように死なないように 勝ちたい通り振る舞って行く 捨てないように忘れないように 無い才能でまた会う日まで 辞めないように切れないように 間違い通しで暮らしている 逃げないように離さないように 無い才能 今日も削っていく もうない 制服も校則も いつか青春を終えるまで それまでどうか "こっそり命懸けで生きていて" つまらないくだらない人だった って思わないように生きていて 曲げないように詰まないように 生きたいように勝ちたい道理 負けないように死なないように 勝ちたい通り振る舞って行く 捨てないように忘れないように 無い才能でまた会う日まで 辞めないように切れないように 間違い通しで暮らしている 逃げないように離さないように 無い才能 今日も削っていく
2.
終始不躾な押し問答 口が滑ったら臨終です 週刊ペースの流行病 誰と誰が一夜を共に過ごしたとか 興味無いのにな 昼夜逆さまその日暮らし 毒が回ったら臨終です 急患 例の流行病 今日は誰の隣で朝を迎えたのか だいたいそんな冗談みたいな日常送っては嫌になるなって たいがいにしなよなんて言ってもきっと君だけに届かない だいたいそんな冗談みたいな言い訳並べては嫌になるなって たいがいにしなよなんて言うのも馬鹿らしいのでアイラブユー 羞恥ふしだら着崩れクイーン 焼きが回ったら臨終です 今日も今日とて流行病 慣れた手つきと処方箋 だいたいそんな冗談みたいな特報を打っては画になるぜって たいがいにしなよなんて言ってもきっと君だけは知らん顔 だいたいそんな冗談みたいな能書きを垂れては嫌になるなって たいがいにしなよなんて言うのも馬鹿らしいので解約です 毎晩毎夜磨いた爪で青白い手首に朱を差す 再三再四描いた夢の中で潜った札束のプール 徹頭徹尾叩いた日々も素知らぬふりで翻す 一言一句並べた言葉カッコ書きで妄想綴るフール 終始不躾な押し問答 それもういい よそう 不毛でしょう だいたいそんな冗談みたいな日常送っては嫌になるなって たいがいにしなよなんて言ってもきっと君だけに届かない だいたいそんな冗談みたいな言い訳並べては嫌になるなって たいがいにしなよなんて言うのも馬鹿らしいのでアイラブユー テレビジョンワイドショーうるせえよ うるせえよそれじゃあまた明日ね
3.
大学生 02:47
雨の日がしばらく続いて憂鬱が篭もる部屋 満員電車も湿度上がって耐えかねたのは2つ前の駅 下北、南口、雨宿り 最終電車3分遅れで発車した後の駅 漂う疲労と絶望の間、チラリと覗く希望 似合わないパーマネント、伊達メガネ 安価に色を付けたアルコール くだらなくも集ったモラトリアムに大層な名前をつけた 生きた心地がしないから 腐りきった輪の中に住み着いては頭まで腐らせていく それで生きた気にもなれるから 道玄坂、登る、ラブホテル ジンフィズとパーラメント 火を点ける 着慣れないスーツに身を包む 書きかけのエントリーシート埋める日々 くだらないと笑ったモラトリアム がらんどうのまま過ぎてった 生きた心地がしないまま 腐り切った輪の中に住み着いたら身体まで腐らせぬまま 君と笑うこともできたかな
4.
マイムマイムマイム 宙水掘り当てて 踊れや踊れさあ輪になって 曖昧 マイギター 弾く周りはしんと静まって夜が更ける ハイファイサウンド 緻密に作って 鳴らせや鳴らせそのラジカセで 曖昧 マイギター その差異で台無しになるくらいの声ならば 捨て去ってしまえば良いのでは もう夜毎訪れる孤独も見ず知らずの誰かと分けあって 空っぽの頭を埋めたらまた明日もどこかで手を振って よほどの音では鼓膜を震わせども脳は光らないで 四つ打ちで宙に舞えたなら素晴らしい夜ですとラブダンスソング セイムセイムセイム 似たようなリズム裏打ち開いたハイハット 大概 賛美歌みたく崇めて右手掲げて大合唱 ほらいっせーのーせ 夜毎訪れる孤独も見ず知らずの誰かと分けあって 四つ打ちで宙に舞えたならほらいっせーのせでラブダンスソング マイムマイムマイム 踊れや踊れ マイムマイムマイム おててつないで マイムマイムマイム 踊れや踊れ マイムマイムマイムマイム 誰の歌だって構いはしないのでは アイラブダンスソング もう夜毎訪れる孤独も見ず知らずの誰かと分けあって 空っぽの頭を埋めたらまた明日もどこかで手を振って よほどの音では鼓膜を震わせども脳は光らないで 四つ打ちで宙に舞えたなら素晴らしい夜ですとラブダンスソング ラブダンスソング アイラブダンスソング アイラブ
5.
週刊少年 03:10
最終回読み終えて立つ鳥肌も収まった 大団円の中心はいまだ15歳の少年だった 小学生時代に出会った彼は大人びていた 十年経って随分と歳の差もついていた 買えない理由がなくなって大人になった気がしていた 買わない理由をつけたあの日少年を名乗れなくなっていた 週刊少年漫画雑誌 表紙を飾って早十年 もう子供ではない 少年ではない 遊んで暮らせる歳でもない 週刊少年漫画雑誌 表紙を飾る日は来ぬままで 彼らの旅路は続くけど 新連載の巻頭カラー ページも3倍もらえた 半年経って巻末で終わりを告げる旅もあった 週刊少年漫画雑誌 表紙を飾った第一回 もう御祝儀はない 新人でもない なりふりを構う余裕もない 週刊少年漫画雑誌 最後のページに近づいて 僕らの戦いはこれからだ 読み切りの焼き直しみたいな一話目じゃ飽きるでしょう 完結編前振り無いまま急に2年後に飛ばれても 描けない理由思い知って大人になった気がしていた 描けない理由受け入れた日 少年を名乗れなくなっていた 週刊少年漫画雑誌 表紙は変わらぬまま十年 もう子供ではない 少年ではない 遊んで暮らせる歳でもない 週刊少年漫画雑誌 表紙を飾る日は来ぬままで 僕らの旅路は続くけど

about

PictoShaft 2nd Album “Revolution from 1K (ひとつの革命)”

credits

released April 3, 2014

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all rights reserved

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PictoShaft Tokyo, Japan

PictoShaftは、架空の1人組ロックバンド。
読み:ピクトシャフト

PictoShaft is an imaginary rock band.

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