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道楽のすすめ
04:25
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台本通り進むにはリズムキープが不可欠
生活もそうだろう 本当にそうだよ
若かりし日の夜ふかしが今になって愛おしい
定額の切符じゃとても羽は伸ばせないので たまに乗り過ごす
前例通りこなすならハードワークの意味がない
道楽もそうだろう と思いますけど
したたかものの欲張りがやはりちょっと恨めしい
贅沢を言っては それも興が削がれちゃう
だいたいそんなルールで
あくまで個人的見解
簡単なことで悩んだって
単純なことに躊躇って
曖昧なことを区切ったってねえ
なんちゃってで済ませちゃって
種明かしなんて待っていないで
曖昧なまま抱え込んで行け
敬虔に祈ってる
断罪は間に合ってる
答案用紙を埋めてもまだユリーカに至らない
不思議でもないだろう 問いは探さなくちゃね
定点記録の映像じゃ2割ぽっちも伝わらない
空撮でどうでしょう？ 工夫は認めよう
プラス20パーセントポイント
簡単なことに気付いたって
単純なことに気付いたって
曖昧なことに気付いたってねえ
そこから先が肝心だって
プレゼンなんて準備しないで
足取りがちょっとおぼつかなくたって
足跡が残ってる
一見してわかってる
だいたいそんなゴールへ
あくまで個人的展望
簡単なことに気付いたって
単純なことに気付いたって
曖昧なことに気付いたって
最低限度わきまえちゃって
野放図にも品を持って
簡単なことで悩んだって
単純なことに躊躇って
曖昧なことを区切ったってねえ
なんちゃってで済ませちゃって
種明かしなんて待っていないで
曖昧なまま抱え込んで行け
軽快に飛ばしてる
残骸も画になってる
慧眼に止まってる
存在が語ってる
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リロケイト
04:52
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荷物はほとんどが漫画雑誌 テープを剥がしてまた貼って
あちこちに忘れて置いてきたもの 身軽さはかけがえがないから
前に住んでた部屋にはまだ郵便物が届いているらしい
掻き出した澱みを 難解な言葉を 遮ってしまえよ それでいいだろ
駅から離れて角を反対に折れる 多分入らない喫茶店
幹線道路沿いで大型トラックが追い抜いて 風が吹いた
君が住んでる町にはまだ最新刊は届いていないらしい
すれちがった誰かを 逃げ出した彼らを 許してしまえよ それでいいだろ
ぼやけた記憶を辿って歩けば
駐車場が増えた知らない景色に面影を探す晴れた水曜の午後
荷物はほとんどが明日まで来ない
脱いだコートを被って横になる
これから先の暮らしはまだ半透明で見通せないし
前に住んでた部屋の景色もそのうちにまた思い出せなくなるよ
掻き出した澱みを 難解な言葉を 遮ってしまうよ 仕方がないかな
すれちがった誰かを 逃げ出した彼らを 許してしまうよ それもいいだろ
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からくりは今日も
03:55
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脳味噌 凍らして 大事にしすぎていないか
そうかも、と笑った まなざしはやけに不敵だ
ドミソと鳴らして 最近の流行りがどうとか
そうだね、と笑った 優しさはときに不埒だ
道理がないなら空虚なまま
合意がないからそっぽ向かれた
創意がないから相違もない
ほら方位磁針もふらふら
ああ夢のようだった 甘い匂いが漂えば
依然 請求書もない 夢のようだった
からくりは今日も巧妙でした
そんなにも頬張って 果たしてお味はいかがか
そうだね、で詰まった 喩えてしまえば不遜だ
興味がないから早期に飽いた
もういらないなら放っておいて
総意でないまま翻意して
ほら方位磁針もふらふら
ああ夢のようだった 鈍い光が差し込めば
依然 共通項もない 夢のようだった
騙されたまま 問題ないか
ああ夢のようだった 甘い匂いが漂えば
依然 前頭葉 脳内 夢のようだった
からくりは今日も巧妙でした
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4. |
夜行
02:58
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君の吐息をふっと聞きつける 内緒話にそっと目を瞑る
企んでる気配を嗅ぎつける 先手布石を打って忍び寄る
月明かりのない夜を選んで始まりの合図をベテルギウスに託した
今夜 裸足のユートピア傘下 無邪気で許されて
往来駆け抜ける様は目下無敵のシンデレラ
背伸び爪先立ちで追いすがる 君の背中にちょっと見惚れてる
よくできたおもちゃ箱 親しむけど 洗いざらい話してみればわかるよ
本当のこと 知ってしまった日から 笑顔だって作り物
今夜 裸足のユートピア配下 あなたを欺いて
壮大プランはまだあるよ なんて素敵なアルペジオ
敏い疑惑もさっと煙に巻くけれど
約束だけはきっと憶えてる
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それは魔法の跡だった
03:07
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How much？ 安心は売れない 各自勝手にやるだけ
So fear？ 不安も煽れない そこで勝手にやってろ
Password？ 鍵なんていらない ドアはとっくに開いてる
乾杯の音頭もとらない だから勝手にやってよ
目の前の問いに答えて
How long？ 完成が見えない 身を削って痛いだけ
So far 今のところは ここで勝手にやってる
Ductile！ 万全は期さない リダンダントに構えろ
存在の点呼はとらない だから勝手にやってよ
その前に愛を教えて
もうじれったいな じれったいけど唯々に諾々でいらんないな
遊んでたいから潜んで
駆け出してあふれる魔法の跡だけ残した
幼気な合図が儚く横切ってもう見えないんだ
なくなってしまった
目の前の問いに答えて
その前に愛を教えて
もう一度恋に焦がれた
至ってありふれた魔法の跡だけ残った
幼気な合図が儚く横切ってもう見えないんだ
どこにもいなくて探しているけど
きっともう会えないんだ
幼気な合図を密やかに掲げて祈るから
見かけたら笑って
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PictoShaft Tokyo, Japan
PictoShaftは、架空の1人組ロックバンド。
読み：ピクトシャフト
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